マイナー武将列伝・織田家中編 




 毛利良勝 
 もうり よしかつ 
 生没年   ?〜1582   主君・所属   織田信長 
主な活躍の場  桶狭間の戦い 
 
 毛利新左衛門良勝。  毛利新介として呼ばれた名の方が有名か。

 桶狭間の戦いで今川義元の首を討ち取った武将として名を馳せた。
 後、黒母衣衆に抜擢される。
 大河内城攻めなどで名はみられるが、あまりぱっとした功績は伝わっていない。
 黒母衣衆に抜擢されたぐらいであるから、桶狭間がまぐれの功績だったとは思えないのだが、 あまりにも桶狭間の戦いの功績が大きすぎてその印象のみが強すぎるのか。
 馬廻として生涯を過ごす。  信長の側近として伝令役などに専念していたのだろうか。 
 本能寺の変の際、二条御所に詰めており討死。

 さて、毛利と言えば毛利元就がすぐ思い浮かぶ。
 中国地方の雄、毛利氏とこの毛利良勝は同族なのか?
 それは解らない。
 毛利氏は鎌倉時代より続いている家柄であるしもともと安芸に土着していたわけではなく 相模から流れてきたわけであるから尾張の毛利氏も遠い遠いところで繋がっているのかもしれぬ。
 他にも毛利十郎、九郎兵衛等の名も文献に見られる。
 (毛利十郎は毛利良勝同一人物若しくは親子・兄弟と思われるが定かでない。)
 ちなみに、大阪の陣で有名な毛利勝永は全くの別系統である。

  補足   



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